遠藤憲一 渡部篤郎 お義父さんと呼ばせて DVD
は、ともに50代の代表作として末永く評価されるんだろうなあ。
その前に、この御二人となれば、あの2009(平成21)年11月中旬より放送のNHK土曜ドラマ『外事警察』...。
遠藤憲一演じるは、上から見下す立場の警察庁警備局警備企画課の「ZERO」担当理事官いわゆる"裏理事官"・倉田俊貴。
渡部篤郎演じるは、天敵として下から警戒を強める主人公の警視庁警部補・公安部外事第4課作業班長・住本健司。
それぞれの、緊迫した相容れない関係が強く印象に残っており...。
ところが...。
この年1月中旬から放送のフジテレビ系"火曜22時枠"ドラマ『お義父さんと呼ばせて』では、遠藤憲一と渡部篤郎の攻守逆転。
しかも、放送開始早々より、それぞれのコワモテながらも面白おかしい軽妙なやりとりには、まさに大爆笑の連続だった。
遠藤憲一演じるは、中堅専門商社『やまびこ商事』部長・大道寺保51歳。
素朴かつ生真面目で几帳面な性格ゆえの身体を張った仕事ぶりの甲斐あって、仕事先で知り合った28歳年下恋人・花澤美蘭23歳(蓮佛美沙子)と相思相愛になるものの...。
渡部篤郎演じるは、美蘭の父親で大手総合商社『帝洋物産』最年少役員・花澤紀一郎51歳。
勝ち組志向ゆえの頭脳戦による仕事ぶりあって、未熟とみなす保と美蘭には、何かと横槍...。
保と紀一郎との、それぞれの対比はもちろん、初対面での「お父さん」呼ばわりを毛嫌いする紀一郎の拒絶ぶりを考慮し、保からの「ダディ」「パパ」「おとっつあん」と紀一郎の呼び方の二転三転と、互いの丁々発止、理系女子ながらも猪のような美蘭との三つ巴のぶつかり合いまで...。
最後まで目が離せなかった。
並行するかのように、「経済的にも充足し、絵に描いたような幸せな家族」としてのメディア紹介の花澤家の裏事情...。
そして、保による尽力による少しずつの克服には、静かなる感動...。
気楽に楽しめつつも、家族としての関わり合い方を見直すかのような展開には、ホロリときてしまった。
ただ、悲しいかな、他局との激戦区ゆえか、全9話の平均視聴率は、6.94%。
それでも、DVDは7月上旬発売。
購入後の繰り返し鑑賞の楽しみが...。
とにかく、待ちきれない。
PR