ミムラ 西郷どん 大久保満寿
となれば、「内助の功」としての評価が、真っ先に思い浮かんで...。
すでに、鈴木亮平演じる主人公・西郷吉之助のちの隆盛の魅力全開で突っ走るかのようなNHK大河ドラマ『西郷どん』の楽しみが続く中で、いよいよ4月からの登場となるのか...。
ミムラ演じる満寿とは、夫婦となる大久保正助(瑛太)の務め先の上役・早崎七郎左衛門の娘で、生来の奥ゆかしさあっての理解ある姿勢をもって、のちの一蔵として利通として邁進する夫を支えてゆくという。
このような人となりに想いをめぐらせるならば...。
2005(平成17)年7月上旬より放送のTBS日曜劇場『いま、会いにゆきます』で演じた、若くして先立った秋穂澪の儚さや...。
2008(平成20)年1月上旬より放送の日本テレビ水曜ドラマ『斉藤さん』で演じた、ママ友トラブルに追われる形で、斉藤さん(観月ありさ)のいる近所に転がり込んだ、真野若葉の日和見主義ぶり...。
同年8月公開の映画『落語娘』で演じた、大学の落研で名を馳せるも、事情あって仕えることになる札付きの落語家・三々亭平佐(津川雅彦)の破天荒ぶりに振り回される、三々亭香須美までも...。
これらを積み重ねた上で...。
すべては、中学生の時に国語の教科書で読んだ作品がきっかけでファンとなって、料理上手だったことへの憧れの高まりから、家事全般を夫と分担する一方で、料理だけはどんなに多忙中でも夫に任せずに自炊にこだわりのある、向田邦子に近いのかなあ。
そう、あのハマリ役ぶりが大好評だった、2016(平成28)年4月下旬より放送のNHK土曜ドラマ『トットてれび』での、あの姿が...。
満島ひかり演じた主人公・黒柳徹子との親交ぶりとともに、忘れられなかったなあ。
また一方で、向田邦子と真逆の人となりとしては、2017(平成29)年9月上旬より放送のNHKドラマ10『この声をきみに』が...。
夫で偏屈な数学科の准教授・穂波孝(竹野内豊)に愛想を尽かした妻・奈緒としては、直接は関係なくても、孝の通う朗読教室「灯火親(とうかしたしむ)」の人々との人間模様と温かみを、遠巻きに見守ってゆく役どころであるかのようで...。
それらを併せ持って良い形で高めてゆくんだろうなあ。
PR