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本来の生きるべき道を求めて、あらゆる方向へと巡りながらも、前へ進んでいきたい。 そのような気持ちで綴りました。
記事一覧
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綾瀬はるか ほっこり 義母と娘のブルース SP DVD Blu-ray
「私が笑ったら自分が笑った気になるってさ、私が傷つけられたら自分のことみたいに怒るってさ、自分が欲しかったもの全部あげたいってさ、そういうの、そういうのね、世間では愛っていうんだよ」
かの"血のつながり"がすべてじゃないとの切なる訴えながらの心地良さいっぱいの連続ドラマが終わって、約1年3ヶ月弱過ぎて、いよいよ...。
2020(令和2)年1月元旦放送のTBSスペシャルドラマ『義母と娘のブルース 2020年 謹賀新年スペシャル』とは、かの「義母と娘のブルースな日々(?)」から約1年後の2019(令和元)年秋のこと...。
義母・亜希子(綾瀬はるか)は、大阪の大手コンサルタント会社で活躍続いて...。
娘・みゆき(上白石萌歌)は、東京で女子大生としてのマイペースな青春を謳歌...。
それぞれ歩調を合わせる(?)かのような日々の中で...。
何と亜矢子が、突然のクビ宣告...。
しかも、帰京早々、久しぶりにみゆきのアパートを訪れるや、何とみゆきのアルバイト先であるベーカリー麦田の店長・麦田章(佐藤健)が、風呂場からの裸でタオル1枚の姿、腕には何と赤ん坊が...。
そこへ、みゆきの帰宅...。
亜希子が「これは一体どうしたことでしょう!!」、咄嗟に章が「ち、違うんです、宮本さん!!」、みゆきも「違うのお母さん!!」、何とも意味不明な混乱ぶりになって...。
やがて、とあるシングルファーザーの子育ての苦悩と孤独ぶりを目の当たりにすることになってからの、「孤独に育てる=孤育て」というワードの重苦しさは、まさに黒人労働歌が源流のブルースそのものかもしれない???
それだけに、亜希子からの言葉の大きさ...。
「少しの間、抱っこを代わってもらえるだけで、親は冷静になれます。 何より抱っこを代わってもらえる、いざとなれば助けてもらえるという事実が力を与えてくれるんです。 足りないのは助け、ただそれだけだと私は思います」
4月下旬のDVD/Blu-ray発売で、しっかりと見つめ直す楽しみ、待ちきれない。
「子育てには手がかかる。でも楽しい」といった人たちの増えることを、祈りながら...。
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いだてん 東京オリムピック噺 DVD Blu-ray
2020(令和2)年正月早々より、改めて再注目となるんだろうなあ。
本放送終了後の平均視聴率1桁台ならではの、やり切れなさはあるものの...。
何と言っても、あらゆる伏線の放出と回収で物語に重厚感を与えて、納得のできる結末へと導いてゆく作風に定評ある、あの宮藤官九郎オリジナル脚本作品だけに...。
何と言っても、あの1964(昭和39)年以来の2度目の東京オリンピックが、いよいよなだけに...。
もしや、毎週日曜日午前6時からのNHK BS プレミアム再放送もあり得る???
かのNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』は、前年2019年すなわち"平成31年"の1月からはじまって、5月の"令和元年"の幕開けを経ての、12月半ばまで、まさに波瀾万丈と喜怒哀楽あふれた「いだてん」そのものの走りっぷりだった。
かの「いだてん」と親しまれた主人公・金栗四三(中村勘九郎)は、近代化の波の高まりつつある中の明治時代後半の生まれ。 九州・熊本の村の名家の末っ子。
生来の虚弱体質を慮ってか、学校まで往復12キロ走る「いだてん通学」での克服のまま脚力いっぱいの若さあふれる青春時代から...。
1912(大正元)年には、日本人初のオリンピック選手としてストックホルム遠征、目の当たりにした感動と衝撃と屈辱と再起、といった乱高下いっぱいの第13回までの【BOX1】は、すでに4月下旬より発売されて...。
次は、1914(大正3)年勃発の第一次世界大戦の煽りで、2年後のベルリンオリンピック出場を断たれた四三の孤軍奮闘ぶりが...。
後進の育成に新たな夢を抱いて、箱根駅伝の創設や女子体育の普及に邁進する日々が...。
一方では、放送当初より語り部を務める古今亭志ん生(ビートたけし)の若かりし頃が、本格的に目立ち始めたかなあ。
相変わらず放蕩暮らしを続ける若き志ん生こと美濃部孝蔵(森山未來)の砕けっぷりが、目立ったとしても...。
妻・おりん(夏帆)に支えられての底力、稀なんだろうか?
そのまま落語への思いを深めた矢先に、何と関東大震災に見舞われてしまって...。
何10万人もの途方に暮れる被災者たちの悲惨さ、言葉にできないまま...。
それでも、目の当たりにした四三や嘉納治五郎(役所広司)のスポーツの力を揚げての奮起ぶりに、自然と救われてしまう僅かながらの喜びあふれる第24回までの【BOX2】も、4月下旬よりの発売...。
続いて、田畑政治(阿部サダヲ)の物語が、いよいよ本格化へ...。
幼少よりの"浜名湾の河童"と呼ばれながら病気で水泳を断念した政治のほぼ孤軍奮闘に近い物語が、かなり目立ち始めることになって...。
決して変わることない水泳への情熱を底力に、新聞記者の傍ら指導者として日本水泳の未来を切り開いていく姿、忘れられない。
時には突っ走りながらの面白おかしさも...。
時には泣き笑い交えながらの戸惑いっぷりも...。
メダルラッシュに沸いた1932年ロサンゼルスオリンピックや、「前畑ガンバレ」のラジオ実況に日本中が熱狂した1936年ベルリンオリンピックを終えて、オリンピックの舞台で「水泳大国ニッポン」を世界に知らしめるまでの凄さ、ただただ唖然とさせられるばかりに...。
やがて、治五郎、政治らの尽力により、1940年東京オリンピックの開催が決定。
しかし、日本にも戦争の影の濃くなっての難攻ぶりの第36回までが、5月下旬より発売の【BOX3】...。
無情にも戦局悪化する中での、日本政府のオリンピック返上正式決定から苦難連続の波瀾万丈ぶりが...。
特に、あの第二次世界大戦の勃発と日本の敗戦でのどん底ぶり...。
それでも、東京の焼け野原を前にしたことでの、東京オリンピック開催の決断をバネとしてからの、政治の這い上がりっぷりと不屈の精神での突進ぶり、本当に良くも悪くも大きくて...。
こうして、長きにわたる波瀾万丈多い紆余曲折の大きさは、特に一大国家イベントとなったオリンピックをめぐっての、政治的駆け引きの翻弄へとなってしまって...。
かの昭和高度経済成長期とは裏腹に、脳出血で倒れた志ん生の半身麻痺との闘いぶりの中で、弟子の五りん(神木隆之介)が思い入れ深い、志ん生の「オリンピックまでに高座復帰」という願いを叶えるべくしての奔走ぶりも、同じくらいに気になってしまった。
端から見れば、早々からただの現代パートを容れて並行しての奇抜さにしか思えない人たちは多そうでも...。
中盤あたりで意外な接点を突き付けられてしまった時には、ただただ驚愕と感服ばかりに...。
こうしたすべてを踏まえての、1964年東京オリンピックの幕が上がった多くの人たちの万感の想いいっぱいの最終回・第47回までが、同じく5月下旬よりの発売の【BOX4】...。
いずれにせよ、DVD/Blu-ray正式発売後も、気になってしまったシーンを繰り返しで魅入ってしまうことになりそう...。
特に、東京オリンピック開催の記念だけに。 晴れの大舞台での大活躍のアスリート一人一人の胸の内を垣間見ることになりそうなだけに...。
この感情は、共感なのか、錯覚なのか、不可思議な日々を長く過ごすことになりそう...。
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