三根梓 かわいい 三匹のおっさん
なぜなんだろう。
あの2014(平成26)年1月18日金曜日からのテレビ東京での『三匹のおっさん~正義の味方、見参!!~』の放送開始以来、なぜか長いこと気になってしまって...。
三根梓演じる有村早苗は、「三匹の悪ガキ」仲間の1人である頭脳派の参謀役・ノリこと有村則夫(志賀廣太郎)の一人娘で、初登場当時は栄女子高校1年生。
母を早くに亡くしており、父と2人暮らし。 家事を一手に引き受け、家計を管理している日々を過ごしているだけあって、家庭的でしっかりしているいい子との評判ではあるものの、本人は「所帯じみている」とのコンプレックスが...。
もちろん、顔もかわいらしく、やさしい女の子。
だが、怒ったらノリも引くほどの苛烈な性格になるところは父譲り。
やがて、ある事件がきっかけで、剣道の達人・キヨこと清田 清一(北大路欣也)の孫・祐希(大野拓朗)と知り合い、交際を始めるといった微笑ましさが...。
その姿と立ち振る舞いを振り返ってみれば、あの2013(平成25)年放送のNHK大河ドラマ『八重の桜』中盤の8月25日日曜日放送の第34回より登場した、父・山本覚馬(西島秀俊)と母・うら(長谷川京子)の次女・みねに近いのかなあ。
あの時は幕末と明治維新にまたがる動乱が時代背景だっただけに、可憐ではかなげだった。
みねは、父・覚馬と攘夷派の武士との揉み合いの巻き添えで、長女を流産してしまった母・うらの次女として、1862年(文久2)年に誕生。
京都守護職を拝命した会津藩主・松平容保(綾野剛)のために、京まで随行した父・覚馬の顔を知らないまま、母・うらの手で厳しく育てられて...。
会津戦争敗戦に伴い、覚馬の妹・八重(綾瀬はるか)と八重の母・佐久(風吹ジュン)と実母・うらとともに、八重の夫・川崎尚之助(長谷川博己)の伝手で米沢へ間借りするも、覚馬の消息判明で京都へ。
しかし、覚馬と京都の女性・小田時栄(谷村美月)との間に娘・久栄がいるのを知り、うらは会津にとどまることになって、みねは八重に託されることに。
激動の幼少時代は、幕末には父と、明治維新後には母と、それぞれ離れて暮らすことになるものの、力強さと優しさを持つ八重と、いつも家族を笑顔で支える佐久などに、愛されて育ってゆく。
14歳で佐久とともに洗礼を受け、時は流れて1881(明治14)年、熊本藩士で儒学者の横井小楠の長男である、伊勢時雄こと横井時雄(黄川田将也)と結婚、後に長男・平馬を出産して幸せに暮らすが、24歳の若さで生涯を閉じることに....。
当時よりさかのぼること、あの初出演・初主演作品である、2012(平成24)年6月9日土曜日より公開の映画『シグナル~月曜日のルカ~』...。
過去のある事件が原因で3年間も映画館の外へ出ていない美人映写技師・ルカを、初々しさのあるものの巧みに演じていたなあ。
そして、ルカのその後を描いたとされるフォトストーリーとなる、映画公開日と同日発売の『三根梓 ファースト写真集「三根梓」』も、素晴らしい仕上がりで...。
この時21歳。
同年9月21日金曜日放送のテレビ朝日の単発ドラマ『死と彼女とぼく』での初主演を経ての、NHK大河ドラマ初出演、大きな心の糧となったんだろうなあ。
あれから時は流れて、2015(平成27)年4月からは同局・同時間帯でシリーズ第2弾『三匹のおっさん2~正義の味方、ふたたび!!~』が、いよいよ放送開始に...。
時期設定は前シリーズ最終回から1年後になり、三人の「おっさん」達の年齢も1つ増えている中での、物語の展開が...。
原作のエピソードは第1弾の時点でほとんど使ってしまって残り2話ほどしかないために、大多数を原作者との綿密な打ち合わせにより書き下ろしたオリジナルエピソードとしての放送で、面白いことには、同局でアニメ版を放送したことで脚光を浴びるきっかけとなった『妖怪ウォッチ』ブームなども取り入れる予定とか...。
本人にとっては、身近ゆえに、なじみのはず。
いかに開花するんだろうかなあ。
しっかりと、見届けようっと。
なお、三根梓の芸能界入りは、2004(平成16)年10月から2005(平成17)年3月にかけて放送されたTBS金曜ドラマ『3年B組金八先生(第7シリーズ)』で、主要女子生徒を演じた黒川智花に憧れたことから。
中学生より福岡の福岡のモデル事務所に所属したという。
やがて20歳を迎えて、2012(平成24)年5月のnon-no専属モデル務めと前後して、現在の芸能事務所・テンカラットへ。
2010(平成22)年4月より、早稲田大学政治経済学部に在学。
2012(平成24)年10月より、郷里の佐賀県嬉野市より嬉野市観光大使に任命。
将来の飛躍が楽しみだ。
いかに変化してゆくことになるんだろうなあ。
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