私を野球に連れてって DVD
3月25日水曜日発売の遊助のニューシングル「Take me out to the ball game あの・・一緒に観に行きたいっス。お願いします!」が恋しくなるならば、その原曲である1908(明治41)年初版のアメリカのメジャー・リーグ・ベースボールの祝歌「Take Me Out to the Ball Game(私を野球につれてって)」と、1949(昭和24)年公開の同名のミュージカル映画も、つい気になってしまって...。
物語のあらましとしては...。
野球チーム「ウルブス」のスター選手である、エディ・オブライアン(ジーン・ケリー)とデニス・ライアン(フランク・シナトラ)の二人が、ステージへの夢が忘れられない日々の中、スゴ腕の美女・K.C.ヒギンズ(エスター・ウィリアムズ)がチームオーナーになったことで、純情なデニスは彼女にすっかり心奪われてしまって...。
そんなある日、エディにステージに立たないかという魅力的な話が舞い込んできたことから、優勝を目の前にしながらも、内緒で夜の稽古に参加したことで、疲れがたまった彼はスランプに陥ってしまうことになって...。
成人して初めて観ることになった映画として、さすがアメリカのジャズ・ポピュラー歌手フランク・シナトラと、俳優でダンサーのジーン・ケリーの、2大スター豪華共演によるミュージカルシーンには圧巻させられながらも、なぜ日本未公開になってしまったのか、未だに不思議で...。
それでも、オリジナル劇場予告編と、約7分の未公開ミュージカル・シーン集の「Baby Doll」と「Boys and Girls Like You and Me」、といった映像特典があるから、嬉しいや。
いずれにせよ、毎年恒例の日本のプロ野球のペナントレースの熱気と同じように、アメリカのメジャーリーグ・ベースボールでも、興奮の坩堝になるんだろうなあ。
そして、7回表終了時に、かの歌のコーラス部分をスタンドの観客全員で歌う温かい光景、永遠のものであること、祈りたいなあ。
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