綾瀬はるか ドラマ NHK 精霊の守り人 原作 上橋菜穂子
まだまだ気になってしまう。
綾瀬はるかの、あの天然ぶりならば、案外ハマリ役にもなるかもしれないや。
さかのぼること、前年2014(平成26)年7月の終わり頃に、都内で開催された製作発表...。
原作となるのは、作家・上橋菜穂子が、1996(平成8)年7月から2007(平成19)年2月まで執筆の人の世界と精霊の世界を描いたファンタジー小説『守り人』シリーズ。
刊行以来、シリーズ全10巻で累計370万部を売り上げることとなり、英語や中国語などにも翻訳され世界中にファンを持つ作品に。
やがて、2006(平成18)年にはNHK-FMでラジオドラマとして放送され、2007(平成19)年にはNHK BS2のアニメとしても放送されるまでに...。
そして、NHKラジオ放送開始90年にあたる2016(平成28)年春から、NHK大河ファンタジー『精霊の守り人』として放送予定に...。
放送期間は、空白を含めた向こう3年間で、全22回。あの前々年2013(平成25)年放送のNHK大河ドラマ『八重の桜』のヒロインを演じた女優・綾瀬はるかが、今度はNHK大河ファンタジーのヒロインに...。
このような試みと言い、もしかして、2009(平成21)年から2011(平成23)年までのそれぞれの年末放送の本木雅弘主演のNHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』の再来???
いや、"骨太"とは正反対の"ファンタジー"となれば、作風はいくらか違ってくるものもので...。
いずれにせよ、綾瀬はるかとしては、毎年変化しながら撮影に入っていくのが楽しみと意欲いっぱい。
いかに魅せてくれるのか、期待できそうだ。
物語のあらましは、この世と重なって存在する異世界の水の精霊ニュンガ・ロ・イムの卵を宿したことで、命を狙われるようになった新ヨゴ皇国の11歳の皇子チャグムと、綾瀬はるか演じる短槍使いの女用心棒バルサとの、生き抜くための冒険活劇。
特に、綾瀬はるか演じる女用心棒・バルサの冒険に伴う海外ロケや、短槍を使ったアクション。
さらに、一緒に旅する11歳の皇子・チャグムを追っ手から守るシーン...。
血だらけで満身創痍な綾瀬はるかも描かれるとか...。
制作統括担当曰く、中国武術の取材などを終えた段階で、必要なアクションを学ばせていくとのこと。
綾瀬はるか自身、刀や槍を駆使しての身体能力の高さは、2008(平成20)年公開の映画『ICHI』で織り込み済みゆえに、迫力かつ緊張感ある映像になるはず。
いかなる変貌を遂げるのかが、本当に楽しみだ。
失礼ながら、"大河ファンタジー"という言葉を耳にしてしまえば...、
あの2011(平成23)年放送のNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』が"ファンタジー大河"と酷評されたことを、つい連想してしまう。
まさか、逆手にとってのドラマ制作に挑戦したくなったとか???
それでも、あの綾瀬はるかのこと、酷評されるほどの仕上がりにはならない予感が...。
本放送までに、少しずつ原作に目を通しておこうっと。
"骨太"と真逆の"ファンタジー"として、誰もが納得のいく壮大なドラマ、しっかりとイメージするためにも...。
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