西原理恵子 佐藤優 とりあたま大学 世界一ブラックな授業!編
"サイバラ"こと西原理恵子が、またまた魅せてくれる。
しかも、在ロシア大使館三等書記官、外務省国際情報局分析第一課主任分析官などを歴任した、佐藤優との共作。
それは、5月29日金曜日に発売された『とりあたま大学 世界一ブラックな授業! 編』(新潮社)。
佐藤優がコラムを書き、西原理恵子がそれにヒントを得てブラック漫画に仕立て上げるといった手法により、2013(平成25)年から2015(平成27)年までの時事問題を中心に、STAP細胞騒動や炎上する朝日新聞、佐村河内に号泣県議といった香ばしい人々、アナ雪、ピケティ、妖怪ウォッチ大ブームを、マンガとコラムでメッタ斬りするといった内容。
あまりに下品だけれど、悪気もないのは、どん底を生き抜いてきたゆえなのかなあ。
中でも、高須先生ネタがポンポン出て、面白かった。
「3億無駄遣いするなら、その金を奨学金に回せ」
子どもの貧困は、国家の成長を妨げてしまうもの。
国を挙げて生まれ来る子どもたちを幸せにしなきゃ。 戦争のない国で。
シリーズとして、まだまだ続くかなあ。
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