西尾維新 掟上今日子の遺言書 忘却探偵シリーズ
折しも、日本テレビ土曜ドラマ『掟上今日子の備忘録』が盛り上がりを魅せ始めて間もなく、原作となるシリーズ第4弾である『掟上今日子の遺言書』(講談社)が10月上旬に発売されたこともあって、すぐに購入...。
いつもの仕事合い間の読書とあって、ようやく読み終えてみて...。
本放送で改めて気になることとなった、生来の冤罪体質の25歳の青年・隠館厄介の遭遇するは、中学生のビルからの飛び降り自殺未遂事件。
現場には少女が書いたとされる遺書が残されていて...。
事件の動機がマンガの影響とゆえの謎解きが始まって進んでいく中、やはりこじんまりとしたものの、何人かの人生に大きな影響を与える展開へ。 よくよく考えるとちょっと重い話だったかなあ。
それでも、ヒロインの推理のためには、いろんなものを切り捨てたような行動力に、爽快感を憶えてしまった。
発売から約2ヶ月後のシリーズ第5弾の発売、気になってしまうもの。
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